2009年07月08日

剣岳 点の記

剣岳中味.JPG 剣岳表紙.JPG

映画館で見たい映画とテレビ放映迄待とうと思う映画がある。

きょう水曜日又休日となったので見に行った。

昔から「山と渓谷社」の写真集は何時間見てても飽きなかった。

新田次郎の作品は大好きであった。

明治時代に日本地図作成の為、こんな苦労をして三角点を山の頂きに設置していたとは知らなかった。
しかも戦争が絡んでいたという事も。
初登頂の栄誉を競い合う山岳隊と陸軍。
陸軍に所属する測量隊の黙々とした仕事への情念。
初めこそ互いに反発しあった二つの隊が、自然の猛威の前には人間の愚かでちっぽけな野心を超え、お互いの健闘を称え合うようになった。

初登頂が、はるか大昔の人間によって成されたことを知った時、反発しあっていた人間達は仲間と認め合った。
競争をけしかけていた周りの社会の何と情けない事か。

苦労を認めなかった陸軍の情けなさより、大事な言葉が印象に残った。

「人がどう評価しようと、あなたが何をしたかではなく、何の為にそれをしたかが大事です。悔いなくやり遂げることが大切です。」

人生も折り返し地点に来ると、認められなかった悔しさは誰にでもあるでしょうが、この言葉に救われますね。
posted by マコちゃん at 17:15| 長野 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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